「夫婦別姓」 あなたはどう考える?【社会】

どうも皆さん、さんそんです。

今日は夫婦別姓について綴っていこうと思います。

今日の午後、「夫婦別姓を認めない民法の規定は婚姻の自由などを保障した憲法に違反する」という訴訟に対して最高裁の判決が下りました。

最高裁は「夫婦が同じ名字にする制度は社会に定着してきたもので、家族の呼称を1つにするのは合理性がある」などとして、憲法に違反しないという初めての判断を示しました。(NHK NEWSwebより引用)

夫婦別姓を考える上で、夫婦別姓のメリットやデメリットを賛成・反対の両陣営がどのように述べているのかを知っておくことは非常に重要でしょう。Googleで「夫婦別姓 メリット デメリット」と検索して一番上に出てくるサイトではメリット・デメリットをそれぞれ5つづつ紹介しています。

それによると夫婦別姓のメリットは

1.不公平感がなくなる
2.生活手続きが楽になる
3.女性の社会進出が進む
4.女性の個人情報の保護
5.相手の家に嫁ぐという気持ちがなくなる

夫婦別姓のデメリットは

1.優遇措置が受けられない
2.離婚が増える
3.家族間の名字がバラバラになる
4.夫婦の絆が弱まる
5.不倫がしやすくなる

とのことでした。


私は夫婦別姓に反対であるため、上記の「夫婦別姓のメリット」に対して反論を述べていきます。


まず、不公平感ということですが、別にどちらの性にするかは夫婦それぞれの判断にゆだねられています。以前、母に「親父の性を名乗るのは苦痛か?」と聞きましたが返ってきた返事はNOでした。「ちゃんと話し合って決めたことだから。」母のこの言葉に尽きると思います。ちなみに、婿入りした友人の父親にも「奥さんの名字を~」と聞いたこともありますが答えは同じものでした。

そして、2つ目の「生活手続き~」や5つ目の「嫁ぐという気持ち~」にも通じることですが、友人の父親は

「性を同じにする過程が“家族になる”という実感を持たせてくれる」

と仰ってました。同じ苗字を名乗ることは果たして不公平なのか?不公平だと思うならそうしたくないと話し合えばいいだけでしょう。それを認めてくれるパートナーを探せばいいだけのことで、これまでの日本の伝統・文化を壊しかねない法改悪をするほどでもないのではないでしょうか。


次に、女性の社会進出が進むということですが、全く根拠がありません。

“夫婦別姓が制定されれば、古い因習が一掃され、女性の社会進出が進む可能性があります。”(上記サイトより引用)とのことですが、根拠の提示も無ければ”可能性”の話でしかありあません。

そもそも、

男と女は全く違うんです!

思考パターン、感受性、骨格や体格、ホルモンや栄養のバランスまで違います。何より、

子供を産むことができるのは女性しかいません。

やりやすいこと、できることが違うのに「男も女も同じように」というのがそもそも間違いだと思います。

男性だとやりやすいが女性だと難しいこと、女性にはできるが男性にはできないこと。一方の性の特徴をもう一方が肩代わりできない以上、夫婦別姓=女性の社会進出とは定義できないと考えます。

逆に考えれないものでしょうか?

男には女よりもこういうことができる。女には男にできないことができる。それは固有の性の誇りではないのですか?


最後に女性の個人情報とのことですが、

そんなに結婚にマイナスイメージをお持ちなら、しなければいい。
っていうか、事実婚でいいじゃないか

と思います。そのマイナスイメージも個人の感性です。逆の人もいるのではないですか?


夫婦別姓である事実婚を認めた国があります。
それはソビエト連邦です。

では、そのソビエトで何が起こったのか、下記サイトよりご参照ください。

フェミニズム ソビエトの実験

ソ連の「革新」的な実験がもたらした大惨事    文・小田村四郎        八木秀次・宮崎哲弥編「夫婦別姓大論破!」より引用。 夫婦別姓論者の真の狙いは何か  その結果はどうなるか。かつて事実婚を公認した唯一の国家であった旧ソ連の 実験を左に紹介したい。以下は、ニコラス・S・ティマシエフ(Timasheff)の 「ロシアにおける家族廃止の試み」という論文(N.W.Bell"A Modern Instrucion to the Family"1960 N.Y.Free Prees所収)による。 旧ソ連の家族破壊はどう行われたか  1917年、ロシアの共産革命によって政権を掌握した共産党及び革命政府の 施策は多くの抵抗に遭遇した。ソ連政府はその原因を家族、学校、教会にあると 考え、革命を成功させるため、家族の絆を弱め、教会を破壊し、学校を革命の担 い手に変えることとした。「旧秩序の要塞・伝統文化の砦」とされた家族に対す る攻撃は次のように行われた。  一、従来、法律婚の要件とされていた教会での結婚式を不要とし、役所での登 録だけで婚姻の効力が生ずるものとした。  二、離婚の要件を緩和し、当事者合意の場合はもちろん、一方の請求だけでも 裁判所はこれを認めることとした。  三、犯罪であった近親相姦、重婚、姦通を刑法から削除した。  四、堕胎は国立病院で認定された医師の所へ行けば可能となり、医師は希望者 には中絶手術に応じなければならないことになった。  五、子供たちは、親の権威よりも共産主義のほうが重要であり、親が反動的態 度に出たときは共産主義精神で弾劾せよ、と教えられた。  六、最後に、1926年には、「非登録婚」も「登録婚」と法的に変わらない とする新法が制定された。  この結果、一、同居、二、同一家計、三、第三者の前での結合宣言、四、相互 扶助と子供の共同教育、のうちの一つでも充足すれば、国家はそれを結婚とみな さなければならないこととなった。  これにより、「重婚」が合法化され、死亡した夫の財産を登録妻と非登録妻と で分け合うことになった。  こうした反家族政策の狙いどおり、家族の結びつきは1930年頃には革命前 よりは著しく弱まった。  しかし、彼らが予想もしなかった有害現象が同時に進行していた。1934年 頃になると、それが社

www.oct.zaq.ne.jp

別に「夫婦別姓」が百害あって一利なしとまでは言いませんが、害のほうが圧倒的に多いと考えます。

そもそも夫婦別姓とか言う前に、「結婚」というものを結婚している方、結婚を考えている方にはしっかり考えていただきたいものです。

現在の日本の結婚事情は、3組に1組は離婚するとまで言われています。

そんな簡単に離婚するぐらいなら結婚するなよ、と。

私は結婚してませんし、彼女もいませんが、だからこそ「結婚」とは非常に重たいものだと思うのです。

今ほど、日本で結婚が軽んじられている時代は無いのではないでしょうか?

私は夫婦別姓なんかよりも、そのことが非常に問題だと思います。



平成27年12月16日

さんそん


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