古館氏降板 「偏らない放送はできない」【マスメディア】

どうも皆さん、さんそんです。
クリスマス、いかがお過ごしでしょうか?
私は今年も仕事を入れました(笑)皆さんがブログを見ているころにはせっせと働きに出ていると思います(笑)


さて、先日のイブの夕方にニュース番組「報道ステーション」のMCでおなじみの古館伊知郎氏が契約終了の来年3月いっぱいで同番組を降板することを発表しました。

その説明記者会見において古館氏は降板理由に『新しいジャンルにチャレンジしたい』とのことを述べたほか、  

「不自由な12年間だった」
「(テレ朝に)『(報道番組で)自由に絵を描いて』といわれた」
「私は私なりにいろいろ考えますが、基本的には『偏らない放送はできない』という思いで、ずっとやってきました」
「全く純粋な中立公正なんて、ありえないと思います」
「偏っていると言われたら、偏ってるんです、私。人間は偏っていない人なんていないんです。」
「空爆で誤爆で死んだ人もそっちから見たら、テロじゃないかといったのが、産経新聞にたたかれました。半分ムカついて、でも、半分うれしいですよ。『ああ、ネタになってるじゃん』と。」

などと発言していました。


放送法
第四条  放送事業者は、国内放送及び内外放送(以下「国内放送等」という。)の放送番組の編集に当たつては、次の各号の定めるところによらなければならない。
 公安及び善良な風俗を害しないこと。
 政治的に公平であること。
 報道は事実をまげないですること。
 意見が対立している問題については、できるだけ多くの角度から論点を明らかにすること。


放送法にはこのように規定されています。


「政治的に公平」「事実をまげない」「できるだけ多くの角度から論点を明らかにする」

これらの規定があるにも関わらず、報道番組を自由に描けというテレ朝、そして「公平中立はあり得ない」と自己弁護する古館氏に再度怒りが湧いた会見でした。


古館氏が“偏っている”と感じているならば、コメンテーターやゲストに“逆方向に偏っている”人物を登用するなど、いくらでも方法はあったにもかかわらず改善をしてきませんでした。

私も何度かテレビ朝日に問い合わせの電話をしたことがありますが、「古館プロジェクトに言え」「番組内のゲスト等の発言に責任は持てない」などと返されたことがあります。


この12年間、「報道ステーションは偏向報道をしている」という批判を受け続けてきたのにはワケがあり、スポンサーが降りるという事案も発生しています。

最近の事例では、今年9月に高須クリニックの 高須克弥院長が安全保障関連法案を巡る報道が偏っているとしてスポンサーを降りたことが報道されました。

今回の会見からはこれまでの報道姿勢の自己弁護しか見られず非常に残念に思います。
これからの報道ステーションには

「事実を曲げないで、できるだけ多くの角度から論点を明らかにする報道」

をしていただくように努力していただきたいものです。


余談ですが、今回の古館氏の降板を

「政府の圧力だ!」

と叫ぶ輩をみかけましたが、いくら安倍憎しとはいえ、ちゃんとものを分かって言っているのかと思います。


実際にテレ朝ないし古館プロに圧力があったと仮定したばあい、これらはその圧力に屈したこととなります。

権力の圧力に屈するということはジャーナリズムに泥を塗ることです。このようなメディアは偏向報道どころの話ではなく、ジャーナリズムの風上にも置けない堕落したメディアです。

批判している方はテレ朝や古館プロがそうなっても良いというお考えなのでしょう。





それではみなさん、メリークリスマス



平成27年12月25日

さんそん


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