赤ちゃん増加!【子育て・教育】
どうも皆さん、さんそんです。
明けましておめでとうございます。
本年もよろしくおねがいします。
年末年始、如何お過ごしでしょうか。
新年早々、厚生労働省より嬉しいニュースが飛び込んで参りました!
記事にもあるように、平成27年に生まれた日本人の赤ちゃんは
前年比約4000人増の100万8000人
となりました。
下記のグラフのように、下がり続ける一方だった出生数に歯止めが掛かったことは大変喜ばしいことです。
ただ、"全体の傾向からすれば誤差の範囲では”とも思います。
出産育児一時金や妊婦検診の補助などの子供や母親への補助金や制度は多くありますが、認知不足などで制度を使いきれてないという識者のコメントを見かけます。
また、出産年齢の高齢化に伴う不妊治療費用の増加など”出産”にかかるリスク・コストの増大がこれまでの出生数現象の原因とする意見もあります。
出生数現象は単に"子供を持つよりも自分への投資が有意義に感じられるマインドになってきたから”ということもあるでしょうが、出産・教育にかかる費用の増大が根源的なものではないかと私は考えます。
この出生数増加を機に、出産にまつわる補助制度の認知を広めるための施策(地方行政と産婦人科の連携など)や、託児所、保育所、幼稚園の整備、出生率の高いフランスのような教育費用制度の導入によって、生みやすい・育てやすい環境を法整備していくことが必要だと考えます。
何より、
女性が若い時に子供を産める環境
というものを整備しなくてはなりません。
これは別に差別でもなんでもなく、生物学的に20代が出産適齢期であり、不妊の割合20代と30代では大きく差が出ています。
前述のコスト削減と同時進行で、女性が若くして出産に臨めるような環境の整備でなければ少子高齢化対策としての効果が低いのでは?と思います。
余談ではありますが、今回の厚労省の発表資料の中の「死亡数」の内訳に
死産数
というものがありました。
昨年の死産数は2万3000胎とのことで、もちろんこの中には中絶から流産まで様々だとは思いますが、初めてこの数字を見た時に
"多い”
と私は感じました。
しかし、下記の統計を見れば歴代最小。戦後の1950年台に比べれば約10分の1。
とはいえ、新しい命を守るためにも、この数字が上昇しないことを祈るばかりです。
この死産数を減らすには、性教育による学生の中絶を減らすことや、前述の出産・教育の環境整備等による、死産の可能性の低い若い女性の出産数の増加といったものが必要になるのではと考えます。
子供は国の宝ですから、日本がまた宝に溢れる国になるように、私達のできることをしていかなくてはなりません。
平成28年1月2日
さんそん
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