選ぶ人正しければ 選ばれる人正し【選挙】
どうも皆さん、さんそんです。
今回も前回に引き続き選挙に関する話題です。
さて皆さん。
今回のブログタイトルである「選ぶ人正しければ 選ばれる人正し」。
これは選挙のスローガンなんですが、いつのスローガンだと思いますか?
実はコレ、昭和2年の時の選挙スローガンなんです。下に戦前・戦中のスローガンを貼っておきますね。
戦前・戦中の選挙というと戦争直前からの大政翼賛選挙などを思い浮かべる人もいるのではないかと思いますが、選挙スローガン自体は至極真っ当。むしろ、今の有権者に煎じて飲ませてやりたいスローガンばかりです。
その中でも「選ぶ人正しければ 選ばれる人正し」というのは、09年からの民主党政権を見れば否が応でも分かると思います。
民主党が政権を取って半年経たずに時の鳩山内閣の支持率は71%から41%(不支持45%)になりました。民主党への批判は強まり、下野後も自民党やその支持者からは「民主党政権時に比べてこれだけ良くなった」という謂わば”民主党政権時代をダシに使う”ということが今なお続いています。
ですが、
そのどうしようもない民主党政権を誕生させてしまったのは他の誰でもない”日本国民”です。
その点で言えば、民主党政権と同レベルで有権者は
”未熟”
であったということです。
個人的に有権者の皆さんには、民主党の黒歴史暴露大会よりも、
民主党を選んでしまったことを反省し、どうすれば国益につながる議員を選出できるのか
ということを真剣に考えて欲しいものです。
現代の日本の有権者の大半は政治に関心が無いため、情報の出し方や受け取らせ方を変えるだけで大きく流れていってしまう傾向があります。
そのくせ、自分が選んだ議員が問題を起こすとすぐに被害者面をして誹謗中傷の大合唱と相成ります。
もちろん、問題を起こしたことに関しては、当事者はしっかりと批判を浴び、説明を果たし、責任を取るべきだと思いますが、自分に対してその議員を選んでしまったことへの問題提起が無ければ、二度、三度と同じような議員を選んでしまうことでしょう。
まずは有権者が賢くならなくてはなりません。
賢くなることが「正しい選ぶ人」となる最短にして最善の路ではと思う次第です。
さはさりながら
賢い有権者になるためにはどうしたらいいのか?
という問題が出てきます。
これまで関心も持ってこなかったうえに、現代政治・現代選挙に関するモノゴトを学校で習えないご時世でしたので、有権者の前にこの問題は反り立つ壁の如し・・・
次回はその反り立つ壁を超えていけるように皆さんと考えていきたいと思います。
平成27年11月24日
さんそん
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